ONE BUILDING JOURNAL

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2026.03.13 UP

日常のスキマに、心満ちるブレイクを。とっておきの本格カフェ4選

少しずつ春の足音が近づき、街もどこか華やいで見える今日この頃。そんな心地よい季節に訪れたいのが、香りも空間も味わいも、すべてを楽しめる素敵なカフェ。今回の特集では、ワンビルが誇る「本格カフェ」にフォーカスし、一杯仕立てのコーヒーから趣向を凝らしたスイーツまで、つくり手のこだわりと技が光るお店をピックアップ。何気ないひとときが、心満たされる時間に変わる。そんなとっておきのカフェスポットをご紹介します。

PIERRE MARCOLINI

芳醇なカカオに包まれる、ベルギー王室御用達のショコラカフェ。


ワンビル1階に店を構える『PIERRE MARCOLINI(ピエール マルコリーニ)』は、ベルギーを代表するショコラティエのカフェ併設直営店。ショコラティエ、パティシエ、グラシエ、コンフィズールの4つの国家資格を持つピエール マルコリーニ氏が追求する、世界各地で厳選したカカオ豆の選定から焙煎、製造までを自社で手がける「Bean to Bar」の哲学を存分に体感することができます。


西日本最大規模となる店内は、48席のカフェスペースとテラス席を完備。ショーケースには色とりどりのショコラが並び、さらに、限られた店舗でしか体験できない作りたてのアイスもスタンバイ。





カフェメニューの一押しは、とびきりキュートな「パフェ ア ラ ミニュット スペシャリテ ショコラ」(1,980円)。“ミニュット”とは「できたて」の意味で、シルキーな舌触りのチョコレートアイスに、オリジナルクーベルチュールの濃厚なクリーム、完熟バナナのキャラメリゼがアクセント。



テイクアウト派には、ワンビルの店舗限定「ショコランブル 八女抹茶 オレ」(864円)をぜひ。福岡が誇る八女抹茶の力強い旨みとリッチなカカオが溶け合い、ベルギーと福岡の甘美なハーモニーが広がります。



毎朝店内のオーブンで焼き上げる「フィナンシェ フレ」(1個405円、数量限定)は天神の店舗だけのお楽しみ。小ぶりながら厚みのある形で、口に含むとじゅわっと広がる深いコクと香ばしさが格別。持ち帰りはもちろん、イートインで2種のフィナンシェとドリンクのセット(1,210円?)もオーダー可能。このおいしさを心ゆくまでじっくり味わってみて。

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和カフェ Tsumugi 福岡天神店

老舗茶屋の本格日本茶と和スイーツを楽しむ、癒しの時間。

和のモチーフで彩られた心地良い空間で迎えてくれる『和カフェ Tsumugi(ツムギ)』は、日本茶をベースにした新スタイルのカフェ。関東を中心に全国で展開し、こちらは福岡県内唯一の店舗。大きな2面窓からは自然光が差し込み、ショッピングの合間にほっと息をつくのにぴったりの場所です。それゆえカフェタイムはもちろん、ランチタイムも満席が続く人気ぶり。主菜・野菜をバランスよく盛り付けたサラダごはんや食べ応えたっぷりのお膳定食を目当てに、多くの人で賑わいます。

本格派といわれる所以は、お茶の出自にあり、創業160年を数える大阪の老舗茶屋『袋布向春園(たふこうしゅんえん)本店』がセレクトした日本茶を提供。たとえば、「かぶせ茶」には三重県産・福岡八女産の茶葉を使用し、お茶の豊かな風味と旨みを引き出し、心をじんわりと和ませます。他にも抹茶やほうじ茶、和紅茶など、その時の気分で様々な日本茶をいただけるのも魅力的。

特に人気なのは、“Tsumugiマグで淹れる自分好みのお茶” (かぶせ茶・温、715円)。ケトル、茶葉、茶漉し付きのマグカップがセットになっていて、自分の手でお茶を淹れ、2杯目まで楽しめるのもポイント。



スイーツも、和のおいしさが詰まったラインナップが勢揃い。写真映え抜群の「かわりばんこパフェ(抹茶・1,430円)」は、抹茶をベースに、豆乳プリン、もなか、わらび餅、抹茶ムースとさまざまな甘味が層になっていて、ひと口ごとに異なる食感と味わいを満喫できます。



ドリンクセット(+418円?)で、お茶との組み合わせを堪能するのも良い選択。上品な香りに包まれるティーブレイクでどうぞ癒されてください。

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神乃珈琲 ワン・フクオカ・ビルディング店


一杯ずつ丁寧にハンドドリップ。五感で味わうスペシャルティコーヒー。

ワンビル4階の『神乃珈琲(かんのコーヒー)』は、東京・学芸大学に本店を構える自社焙煎スペシャルティコーヒーの専門店。豆の仕入れから焙煎、抽出まで、全工程に惜しみなく手間と時間をかける姿勢は、ワンビルの店舗でも一貫されています。コーヒーは注文を受けてから豆を挽き、一杯ずつハンドドリップで丁寧に淹れ、芳醇な香りごと届けるという、心豊かな“おもてなし”を大事にしています。

オリジナルブレンド(ホット・600円)は、日本の繊細な味覚に寄り添うように設計された3種を用意。ローストナッツのような風味でバランスに優れた「神煎(かみいり)」、ジャスミンを思わせるフローラルな香りの浅煎り「陽煎(ひいり)」、ピーカンナッツのようなコクと甘さが溢れる深煎りの「月煎(つきいり)」。



店内には、福田美蘭さんの作品「見返り美人 鏡面群像図」が飾られた壁面、手仕事の温もりを感じる無垢の什器、漆器風のコーヒーテーブルなど、日本の美意識が随所に。味覚や嗅覚だけでなく、視覚からも日本文化を感じられ、腰をおろすだけでホッとする空間。そんな伝統美を表現したオリジナルのクッキー缶やドリップパックのギフトも、お土産に人気だとか。

これから迎える春には「さくら抹茶ラテ」(アイス・820円)や「ごろっと果実のフルーツティー」(アイス・780円)といった華やかなメニューもおすすめ。天神の賑わいから少し離れた4階の雰囲気が休憩にぴったりで、静かに寛げる一人掛けのテーブル席や、市役所広場を見下ろせるテラス席も特等席。仕事の合間やショッピングの帰り道など、1日のなかで小休止をとりたいときに訪れたい一軒です。

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THE CONTINENTAL ROYAL & Goh

クラシックなレストランで、心躍る正統派スイーツを。

ロイヤルグループとミシュランガイド一つ星を獲得したフレンチシェフ・福山剛氏がタッグを組んだビストロバルスタイルのレストラン『THE CONTINENTAL ROYAL & Goh』。そのルーツは、1962年にこの場に開業した『ロイヤル福岡ビル店』にあり、ファミリーレストラン『ロイヤルホスト』の源流のひとつとして、『コンチネンタルロイヤル』『コンチネンタルカフェロイヤル』と名を変えながら、天神で長く親しまれてきました。

その系譜を引き継ぎ、ロイヤル伝統の洋食に福山シェフの独創的なフレンチのエッセンスを掛け合わせ、ここでしか出会えない一品を提供しています。本格的な食事のほか、カフェ利用もでき、おすすめなのがスモールプレートとドリンクを気軽に楽しめるスタンドコーナー。15時以降はスイーツメニューも充実し、奥のソファ席でゆったりとカフェタイムを過ごせます。

ワンビル限定の「CONTINENTAL チーズケーキ」(800円)。見た目はシンプルながら、バニラビーンズの甘い香りと粒感のある食感、チーズのこっくりとした風味が重なり、芳醇な後口はコーヒーとの相性も抜群。



チョコレートを上からかけて味わう「C.C. ブラウンサンデー」(900円)や、バニラアイスと生クリームをたっぷりのせた「コーヒーゼリー」(700円)は、思わずオトナも童心に返る一品。テーブルに運ばれてきた瞬間の高揚感から、スプーンをいれるときの期待感、やさしい甘さに包まれるときめきまで、絵に描いたような幸せを体感できますよ。



赤を基調としたクラシックな店内には、旧店舗から受け継いだシャンデリアや絵画が散りばめられ、一歩足を踏み入れるだけで特別な気分に浸れるはず。天神の歴史が息づくこの場所で、ちょっと贅沢なティータイムを過ごしてみてはいかがでしょうか。

※メニューの金額は取材当時2026年2月の情報です。時期により変動する可能性があります。最新情報は各店頭にてご確認ください。


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Interview & Text & Photo_ Maiko Shimokawa
Edit_ Taku Kobayashi

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