ONE BUILDING JOURNAL

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2025.10.30 UP

10社の熱き仲間が集結!ワンビル初のワーカー交流イベント

近年、広がりを見せているオフィスビルにおける入居企業同士の交流イベント。ワンビルも福岡・天神を拠点に活躍するオフィスワーカーを応援したいという思いから、同じビル内で働く仲間を集め、つながりを育み、シナジー創出のきっかけをつくるワーカー交流イベントを開催。この日集まったのは、ワンビルのオフィスフロアに入居する10社の社員のみなさん。和やかな雰囲気の中、新たな出会いが生まれる有意義な場となりました。

企業の垣根を越えて。“ワンビル入居1年目”の同期会!

「ONE TEAM GATHERING」と名付けられたこのワーカー交流イベントには、8~17階のオフィスフロアに入居する10社から、20代を中心とした若手社員が大集合。いわば、「ワンビル入居1年目の同期会」ともいえる記念すべきイベントだ。普段は別フロアで働いていることもあり、なかなか顔を合わせる機会がない面々が、垣根を越えてつながることができる特別な場でもある。

会場となったのは、5階の『天神福食堂』。天神最大級の広さを誇る同食堂は、大きな窓から街並みを一望できる絶好のロケーション! ランチタイムでは多くの人で賑わうが、貸し切りの利用も可能とあって、今回は立食スタイルのイベント会場に変身。

各テーブルにランダムに配置された参加者たちは、ほとんどが初対面とあって少し緊張した面持ち。これからどんなふうに距離が縮まっていくのか。会場の空気感や感想のコメントとともに、イベントの様子を覗いていこう。

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ここから、新しい出会いが動き出す

「乾杯!」の掛け声で、ONE TEAM GATHERINGがスタート。各テーブルでは食事を楽しみつつ、まずは名刺交換と簡単な自己紹介から。そして出身地や出身大学、担当している仕事の話といった何気ない会話の中から「同じ県出身なんですね!」「私も同じ学部でした!」などと共通点が見つかり、どんどん会話が弾んでいく。

「今日お会いしたみなさんは初対面の方ばかり。最初は少し緊張したけれど、テーブルで一緒になったメンバーと話すうちに距離感が縮まりました」(みずほ信託銀行・営業職・Kさん)

「上下関係を感じず、同じ目線で話せる間柄ってビジネスシーンでは結構貴重。僕は地元が他県とあって、職場以外で友達を作るチャンスも少ないので、こうやっていろんな方とお話できる機会がうれしいです」(みずほ銀行・営業・Oさん)

会話を弾ませる参加者たちに、ワンビルでの日常について話を聞いてみた。

「ワンビルで最初に食べたランチは、『天神福食堂』のカレー。今でもよく食べに来ています。天神の街並みを一望できる食堂って他にないですよね!」(西日本鉄道・総務・Kさん)

「館内に『蔦屋書店』があるのがうれしい! 私は『SPIRAL GARDEN』『神乃珈琲』などのカフェにも通っています」(クイック福岡・コミュニケーションマネージャー・Sさん)

「私のお気に入りは、オフィスから見える景色。デスクから海が見えるんです。仕事中にふと顔を上げると、窓の向こうに爽快な景色が広がって、気持ちよく働けています」(日本政策投資銀行・総務・Yさん)

和気あいあいとしたムードに包まれる中、プログラムは各社の代表者が自社を紹介するプレゼンテーション・タイムへ。業種の異なる各社がそれぞれの事業内容や特色を紹介し、会場から「おぉぉ、すご?い!」「私たちの会社ともつながりがあるかも」などと、驚きや発見の声が飛び交う。社内だけでは得られない知見と価値観にも触れられて、良い刺激になったようだ。

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ワンビルの中で働くって面白い! やりがいの声が続々

会場が温まってきたところで、次は「ワンビルクイズ」がスタート! 毎日通っていても意外と知らない“館内のトリビア”が次々と出題され、チームで回答を絞り出す参加者たち。正解が発表されるたびに歓声やどよめきが響き、大きな盛り上がりを見せた。

クイズを通じてチームワークが生まれ、テーブルを越えた交流も自然と広がっていく。その後の歓談タイムでは会話がさらに深まり、仕事の話だけでなく福岡での暮らしのこと、趣味の話で意気投合する一幕も。そんなエネルギッシュな彼らは、天神の中心地・ワンビルを拠点に働くことを、どう感じているのだろうか。

「通勤時や昼休みに、天神の街並みを眺めながら『福岡のイマ』を感じられるのが魅力的。商業フロアに取引先のクライアントがいたり、ワンビルを共通点に出会いがつながったりと、良い縁が生まれることもあって、それを実感できるのがうれしいですね」(西日本鉄道・総務・Kさん)

「天神駅からスグという立地と、館内のウェルネスエリア(ジム)を使えることがありがたい! 仕事の前後や合間に運動とリフレッシュができて、働く環境として最高ですよね」(クイック福岡・企画マーケティング・Gさん)

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イベントをきっかけに広がる“ワンビル・コミュニティ”

イベントの終盤に入ると初対面の緊張はすっかり解け、あちこちで笑い声が響き、それぞれ連絡先を交換する姿も。企業の垣根を越えて、同じビルで働く“ワンビル同期”としての絆が芽生えたひととき。今回をきっかけに新しいつながりを手に入れたことで、仕事へのさらなるハリや活力など、プラスの想いがきっと生まれたはず。

「たくさんの人と顔見知りになれたので、共用のエレベーターやワーカーズラウンジで会った時に話しかけるきっかけができました。これからもワンビル同期メンバーとして仲良くなっていけたらいいな」(クイック福岡・営業・Wさん)

「新卒組だけでなく中途入社の参加者もいて、同じ境遇で共感し合えることがたくさんありました。ちょっとした相談に客観的な視点でアドバイスをもらえてうれしかったですし、今後も良き仲間として関係を深めていきたいです」(クラフティア・総務・Fさん)

「仕事柄、社外の方と直接関わる機会が少ないので、今回のイベントはとても有意義でした。ワンビル同期メンバーとして交流できたことで人脈が広がりました」(西日本鉄道・営業・Iさん)

このイベントを企画した主要メンバーのひとり、Kさんは「普段なかなか話す機会がない中で、こうして一堂に集まり、上下関係なく横のつながりで親睦を深めているみなさんを見て、開催して良かったと胸が熱くなりました」と、活気に満ちた会場を見つめて語る。その表情からは、ワンビルを通じた交流の確かな手応えと今後への期待が滲んでいた。

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これからも続く、つながりの場

最後は、6階スカイロビースクエアにある吹き抜けの大階段「コンビビアル階段」に集合。笑顔あふれる集合写真を撮影し、充実した約2時間のイベントが終了した。

今回の盛り上がりに続くように、12月には「ワンビル企業交流卓球大会」を開催予定。そして来年以降も、オフィステナント同士の交流を図るイベントが続々と企画されている。

同じビルで働く仲間として、企業の枠を越えてつながり、刺激し合い、新しいアイデアや価値を生み出していく。これからも“創造交差点”をコンセプトに掲げるワンビルから、素敵な化学反応が生まれていくことを期待したい。

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Interview & Text & Photo_ Maiko Shimokawa
Edit_ Taku Kobayashi

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